吹奏楽の活動をしていると、年間かなりの曲数を演奏するので楽譜がどんどん増えていってしまいますよね
演奏の終わった楽譜はすてるのもなんだかしのびないし、おいておくのも邪魔になるし・・・
ましてや今はペーパーレス化が進んでいる時代でもあります
そこで楽譜は「電子化」することをおすすめします
電子楽譜といえば、12.9インチの「iPad Pro」に「ピアスコア」のアプリをダウンロードして使っているかたが圧倒的に多いですよね
ですが、わたしは電子ペーパー「クアデルノ」を電子楽譜としてつかうことを選びました
つかってみた結果、「クアデルノ」は楽譜としてつかうのに十分な機能をそなえており、今現在とても快適に演奏活動ができています
また、たくさんの楽譜を持ち歩くことができるようになり、そのときの気分で楽譜をえらんで練習できるようになりました
この記事では、わたしが電子楽譜として使用するのに電子ペーパー「クアデルノ」を選んだ3つの理由をお伝えしていきます
理由その1 「楽譜」を見る、書きこむ、だけできれば十分だったから
タブレットにダウンロードして使用する電子楽譜のアプリは、メトロノームがついていたり、カラーで表示できたりと便利な機能がいろいろとつかえますよね
しかしわたしは「電子楽譜」として使用する端末にそれらの機能は必要ないと考えました
なぜなら、いろいろな機能を使用してバッテリーが減ってしまい、いざ本番!というときにつかえなくなってしまうと困るからです
ましてやタブレットは自宅で動画をみたりするのにもつかっているので、練習や本番の前に充電をし忘れてしまったら大変です
「クアデルノ」はアプリをダウンロードするのではなく、本体に楽譜のPDFデータを保存します
楽譜として見るためにはそれで十分ですし、電子ペーパーなので書きこみももちろんできます
理由その2 「クアデルノ」は電子楽譜以外にも使い道がたくさんあるから
「クアデルノ」は楽譜専用ではありません
ですので電子楽譜として使用しなくなったとしても、ほかに使い道があります
「クアデルノ」は電子ノートやスケジュール、方眼用紙や原稿用紙などのたくさんのテンプレートをダウンロードすることができます(もちろん5線譜もダウンロードできます)
もし電子楽譜としてつかわなくなったとしても、自分の仕事用や子供の勉強用などに使うことができます
理由その3 「バックライト」がなく目にやさしいから
わたしが「クアデルノ」を選んだ最大の理由はこの「目にやさしい」ことです
わたしは仕事ではパソコン、プライベートではスマホを見ることが多いので、少しでも目への負担をへらしたいと思ったからでした
「クアデルノ」は E-ink ディスプレイを採用しています
そのため液晶のようにバックライトがありませんので目が疲れにくく、ブルーライトの目への影響の心配がありません
また、「クアデルノ」は電子ペーパーですので照明が反射して楽譜が見にくくなることが軽減されます(まったく反射しないわけではありませんが、液晶の画面に比べると反射は断然しにくいです)
バックライトはバッテリーをとても消費します
わたしと同じ吹奏楽団で電子楽譜を使っている人のはなしですが、午前中の練習でiPadのバックライトの明るさが最大になっていることに気づかず、午後の本番で楽譜がまったくみれなくなった…ということがありました
「クアデルノ」はバックライトがありませんのでバッテリーがとても長持ちし、このような状況は起こりにくくなります
「クアデルノ」を購入するときに不安だったこと
わたしが「クアデルノ」を購入したときに一番に不安だったことは「実物をさわってみることができなかった」ことです
決して安い買い物ではありませんでしたので、実際にさわってみて使い心地をたしかめてみたかったのですが、近所の電気屋さんを数件まわってみても「クアデルノ」を店頭においているお店をみつけることはできませんでした
実物をさわれないままの購入はかなり迷いましたが、購入して使ってみた結果、楽譜として使用するのに大きな問題はありませんし、とても満足しています
まとめ
電子ペーパー「クアデルノ」は楽譜専用の端末ではありませんが、電子楽譜として使用するのに十分な機能を備えています
「電子楽譜にしたいけどiPad Proはちょっと高くて手がでない・・・」というかたや、「いろんな機能はつかいこなせないから、シンプルなものがいい」というかたにはぜひ電子ペーパー「クアデルノ」をおすすめします