アマチュアホルン奏者のみなさま、個人練習に教則本は使っていますか?
基礎練習もロングトーンやリップスラーばっかりだと飽きてしまいますよね
でも教則本は高いので、いろいろ揃えようとするとけっこうお金がかかってしまします
でも実は、教則本の楽譜は無料で手にいれることができるんです
それは「ⅠⅯSⅬP」でダウンロードする、という方法です
わたし自身も「ⅠⅯSⅬP」で数冊分の教則本を手にいれて、練習に使用しています
この記事では、わたしが実際に無料で手にいれたホルン用教則本を紹介します
「IⅯSLP」とは
「ⅠⅯSⅬP」とは 「International Music Score Library Project」(国際楽譜ライブラリープロジェクト)の略です
パブリックドメイン(著作権が消滅した)の楽譜や音源がインターネット上の「図書館」に所蔵されています
楽譜はPDFファイルで無料でダウンロードすることができます
IMSLP
Project Petrucci LLC無料posted withアプリーチ
無料でダウンロードできるホルン教則本 その1「ランゲイ」
初級者から中・上級者まで幅広くつかえる教則本です
デュエット曲や、オーケストラ曲の有名なホルンの旋律も載っています
ランゲイは出版されている「本」も「ダウンロード版」も内容はまったく同じです
両方とも説明は英語になっています
無料でダウンロードできるホルン教則本 その2「コプラッシュ」
「コプラッシュ」(Kopprasch)はホルンの教則本としては定番ですよね
「ⅠⅯSⅬP」では「60Etudes for High-Horn」と「60Etudes for Low-Horn」の2種類がダウンロードできます
わたしは全音楽譜出版社からでている楽譜をもっているのですが、内容は「for Low-Horn」と同じです
全音楽譜出版社の楽譜は参考のためにテンポとブレス記号が表記されていますが、「ⅠⅯSⅬP」からダウンロードした楽譜には表記がありません
無料でダウンロードできるホルン教則本 その3「マキシムアルフォンス」
「マキシムアルフォンス」(MAXIM-ALPHONSE)も定番中の定番の教則本ですね
こちらはなんと、1巻から6巻まですべてダウンロードできるんです
1冊6000円以上しますので、かなりお得ですよね
出版されている「マキシムアルフォンス」の1巻~3巻までは日本語での注意事項が表記されています
「ⅠⅯSⅬP」でダウンロードした楽譜には日本語での表記はもちろんありません
ダウンロードした教則本のデメリット
無料でダウンロードした楽譜を練習に使用するためにはデバイスを使用するか、紙に印刷しないといけません
デバイスはタブレットや電子ペーパーをもっていなければ購入しないといけません
また、紙に印刷するのは時間がかかりますし、製本するには手間がかかります
自宅にプリンターがなければコンビニなどで印刷しなければならず、コピー代もかかります
教則本を無料でダウンロードするメリット
1冊数千円する楽譜を無料で手にいれられるのは、やはり1番大きなメリットです
PDFファイルをダウンロードするので、デバイスがあればすぐに電子楽譜として使用できます
電子楽譜にするとたくさんの教則本を持ち歩かなくてよくなるので楽譜の重さから解放されます
まとめ
「ⅠⅯSⅬP」ではホルン吹きには定番の「コプラッシュ」や「マキシムアルフォンス」などの教則本の楽譜を無料でダウンロードすることができます
ただし、楽譜として練習に使用するためには印刷するか、PDFファイルを見やすい画面の大きさのデバイスに保存する必要があります
無料でダウンロードした教則本は、あくまでも個人での練習のみで使用しましょう
レッスンなどで使用する場合は、出版されている教則本を購入することをおすすめします