「ⅠⅯSLP」をご存じでしょうか?
「ⅠⅯSⅬP」とは 「International Music Score Library Project」(国際楽譜ライブラリープロジェクト)の略で、「ペトルッチ楽譜ライブラリー」とも言われています
パブリックドメイン(著作権が消滅した)の楽譜や音源がインターネット上の「図書館」に所蔵されており、現在実に230,000もの楽曲があります
楽譜はPDFファイル形式で無料でダウンロードすることができます
楽譜は「ⅠⅯSⅬP」のサイトでダウンロードする方法と、アプリでダウンロードする方法があります
この記事ではアプリを使った方法をお伝えしていきます
「ⅠⅯSLP」アプリをダウンロードする
まずは「IⅯSLP」のアプリをダウンロードしましょう
スマホでもタブレットでも大丈夫ですが、楽譜をダウンロード後にそのまま電子楽譜として使用したいのであればタブレットをおすすめします
IMSLP
Project Petrucci LLC無料posted withアプリーチ
ホルン教則本「ランゲイ」をさがしてみましょう
ダウンロードしたアプリを開きます
「発見する」から「作曲者の名前で検索する」を選択します
「人名クイック検索」に作曲者の名前をアルファベットでいれていきます(日本語では検索できません)
アルファベットを入力していくと作曲者の名前がでてきますが、ものすごい数の作曲者名がでてきますので、名前はすべてを入力したほうがさがしやすいです
スペルが間違っているとでてきませんので、正しくいれましょう
正しいスペルがわからないときは、Wikipediaなどで調べるといいですよ
作曲者「Langey」を入力したら「Langey,Otto」がでてきました
「Langey,Otto」をタップすると作曲者のページに移動します
ホルンの教則本「Tutor for French Horn」は「著者」の中にはいっていました
ホルン教則本「ランゲイ」をダウンロードしてみましょう
ダウンロードしたい楽譜を選んで雲のマークをタップします
このメッセージは「この楽譜はあなたの国で著作権が消滅しているかはわかりませんよ。ご自分で確認してくださいね。こちらは一切責任を負いませんよ」といったことが書かれています
楽譜をダウンロードするには「内容を理解し、承諾する」をタップします
「15秒でダウンロードが開始します(画像は13秒になっていますが)」というメッセージがでて、カウントダウンがはじまります
会員登録はしなくてもダウンロードできますので、ムシして大丈夫です
「タップしてダウンロード」をタップするとダウンロードがはじまります
雲のマークが青くなってレ点がついたらダウンロード完了です!
ダウンロードした楽譜は自動的に作曲者別にフォルダ分けされます
まとめ
「ⅠⅯSⅬP」のアプリは無料で使うことができ、とても簡単に楽譜をダウンロードすることができます
ダウンロードできる楽譜は教則本だけではなく、オーケストラのスコアやパート譜、数は少ないですが吹奏楽の楽譜もあります
ただし日本ではまだ著作権が切れていない楽譜も所蔵されているため、しっかりと確認し自己責任でダウンロードしましょう
ダウンロードした楽譜は個人での練習や閲覧をする、という使用方法をおすすめします